新しいiPhoneで撮った動画をPremiere Proに読み込んだら、
なぜか白飛びして色がおかしい…。
「こんな明るい部屋で撮った覚えないぞ…?」とボクも戸惑ったんだけど、
原因は iPhoneのHDRビデオ(10bit / Dolby Vision) と
Premiere側の 色管理のズレ だった。
この記事では、
iPhone動画がPremiereで白飛びする理由と、その直し方 をまとめる。
実際に白飛びしてしまった失敗例(ビフォー動画)
ボク自身、新しいiPhoneで撮影した時に
「なんか明るすぎない?」「こんな白飛びする?」と違和感があった動画がありました。
その失敗例がこちらです👇
https://m.youtube.com/shorts/yly65htAxnE
一見すると「そういう画の雰囲気なのかな?」と思うかもしれませんが、
本来のiPhone動画はもっと自然で、白い部分がここまで飛ぶことはありません。
この動画では、
- 壁や布の白が溶けてしまう
- 毛並みの質感が消える
- 全体的にコントラストが変
- 彩度の階調が不自然
といった典型的な 「HDR動画をSDRとして扱ってしまった時の症状」 が出ています。
ボクは最初これを“仕様なのかな…”と思っていたんですが、
後からHDR → SDRの色管理ミスだと分かり、今回の記事を書くきっかけにもなりました。
🔍 原因①:iPhoneの「HDRビデオ」が勝手にオンになっている
最近のiPhoneは、デフォルトで HDRビデオ がオン。
画質はキレイなんだけど、HDR動画は色の幅が広すぎて…
Premiereが SDR(普通の動画)として解釈すると白飛び してしまう。
つまり
撮影:HDR / 編集:SDR でズレている
これがトラブルの正体。
🔍 原因②:Premiere ProがHDRを正しく扱えていない
PremiereもHDR対応はしているけど、
読み込み時に SDR扱いのまま になることが多い。
その結果、
- 全体的に明るすぎる
- 肌色が飛んで見える
- 黒が浮く
- 彩度が変
…といった症状が発生する。
🛠 対処法①:撮影前にiPhoneのHDRビデオをオフにする(確実)
ブログ用・YouTube用なら
HDRオフが一番安定する。
設定 → カメラ → ビデオ撮影 → HDRビデオ → オフ
Premiereとの相性トラブルも一気に減る。
🛠 対処法②:すでに撮っちゃったHDR動画をPremiereで直す方法
「もう撮影しちゃったよ…」という場合はこちら。
🎬 1. クリップを右クリック
→ 映像の補正 を開く
🎬 2. 「色管理をオーバーライド」を選択
→ Rec.709 に変更
(ほぼこれで直る)
🎬 3. 「トーンマッピングを適用」にチェック
Premiere Pro 24以降の機能。
HDR → SDR の補正を自然にしてくれる。
白飛びがかなり改善される。
🖥 シーケンス設定も念のためチェック
- シーケンス → シーケンス設定
- 作業色空間:Rec.709
- HDRグラフィックスホワイト:SDR編集なら不要
ここがズレていると、編集途中でまた色が崩れたりする…。
🐾 まとめ:HDRオンは綺麗だけど扱いが難しい…
iPhoneの画質が良すぎて、Premiereが混乱してただけ…というオチ。
ボクも最初見た時は「終わった…」と思ったけど、
色管理オーバーライド(Rec.709)+トーンマッピング で普通に戻った。
結局、ボクが落ち着いた設定はこれ👇
- 撮影前:HDRオフ
- 撮影後:色管理オーバーライド+トーンマッピングで補正
同じ症状で困ってる人の助けになればうれしい…!
